ヤーコンの育て方

ユーロ物置

シャキシャキとした食感にほんのりとした甘さで注目のお野菜が「ヤーコン」です。
「え?ヤーコン」という、ヤーコンを知らない方でも意外と簡単に育てられるというのも魅力です。

ヤーコンは寒さに弱いので、霜の心配がなくなってから植えつけしてください。4、5月ごろがいいでしょう。
水も苦手なので水はけを良くする必要があります。高畝にするなどの対策を施してください。

植えこむ時に、腐葉土をしっかりすき込んで畑を耕します。ヤーコンは少し大食いな性質があるようですので、気持ち多めに肥料を混ぜてください。
堆肥を用いる場合は、なるべくしっかりと発酵した物を使うほうがいいようです。発酵不十分のものは芋の表面が荒れる傾向があるようです。

成長してくると草丈が1mを超え、2m近くなることもありますので、他の植物を覆い隠さないような配慮が必要です。
ヤーコンは水が苦手ですが、乾燥がいいわけではありません。夏場雨が少ない時は、水やりをして地面を乾燥させないようにしてください。乾燥が続くと芋が小さくなります。
また、台風などで茎が折れると、地下の芋が腐ってしまいますので、風が強い地域や台風の進路によっては風対策が必要になります。
秋も過ぎると芋が大きくなっています。寒さに弱いので、霜が降りる前に収穫してしまいましょう。

ヤーコンは寒さと水はけに注意すれば、程度の差はあってもまずまず収穫が期待できます。
病気や害虫など病害虫にも強いので、無農薬栽培がお勧めです。
というのも、ヤーコンは芋だけでなく、葉も食用になります。ヤーコン茶を作る方もおられます。挑戦してみてはいかがでしょうか?

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