金柑(きんかん)の育て方

ユーロ物置

キンカンは温暖な地域での栽培に適しています。冬季に気温がマイナスになるような地域では、鉢植え栽培にし、冬季は室内の日が当たる温かい場所に移動させましょう。
植え付けは日光の好く当たる場所に、腐葉土を十分すき込んで植えつけます。
関東以南の暖かい地域では庭植えのまま越冬できますが、冬は根元にワラなどを引いて防寒することをおすすめします。

肥料は3月と9月下旬に根元に有機肥料などを施します。

病虫害にはあまり気をつけなくても大丈夫ですが、多湿にすると、ハダニとカイガラムシがつきやすく、また、黒点病になりやすくなります。予防としては風通しの良い場所で育てることです。

金柑の剪定は3月はじめ、春の芽だし前に前年に伸びた枝を切り詰め、ふところ枝をもとから切り除く程度でよいでしょう。
注意点は、花芽は短枝の先端につきます。この枝を切ると花が咲きませんので注意してください。

金柑は枝葉があまり生長しない、小型の果樹ではありますが、年月に伴い、樹形が広がって大きくなることもあります。
このような場合は強い剪定を行って、短枝を低い位置に作り直すことになります。
デメリットとして2年ほど実が付かなくなりますが、大木を嫌う場合は必要になります。

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