ブラックベリーの育て方

ユーロ物置

ブラックベリーはつる性の果樹で、シュートと呼ばれる根元から出る枝や、サッカーと呼ばれる地下茎から伸出してくる枝で広がります。地植えの場合は放置すると数年で広範囲に広がります。

日光の好く当たる場所を選んで育ててください。その際、なるべく西日が当たらない方が良いです。
植えつけ最適期は秋~春です。排水の良い地に植えてください。乾燥・多湿にならなければ、土壌にはあまり気をつけなくても大丈夫です。
ブラックベリーはほとんど手のかからない力強い植物で、庭植えの場合はほとんど水遣りの必要がありません。乾燥しないように気をつける程度で十分です。鉢植えは8号鉢で、表面が乾いたら水を与えます。

2月と収穫後に即効性化成肥料を、11月に有機質肥料を根元に施しますが、庭植えの場合は追肥もそれほど神経質にならなくても大丈夫です。鉢植えの場合は少量を毎月与えるほうが良いでしょう。

病害虫に手がかからないのもブラックベリーの魅力です。あまり気にしなくて大丈夫です。

ブラックベリーはとても生長が強く、あっという間につるが伸び、また増えますので、狭い庭や鉢植えでは剪定してコンパクトに抑える必要があります。立ち性種の場合にはあんどん仕立てで、枝が広がらないように注意します。ほふく性の種類の場合には、フェンスや棚などに絡ませるのがよいでしょう。ただし、強く剪定すると実つきが悪くなりますので注意が必要です。
1年目に伸びてきたシュートやサッカーに翌年実をつけるので、シュートを短く切りすぎないように注意します。
シュートやサッカーは春先から伸び始めますが、そのままでは花芽が増えません。6月頃に強く太い枝の先端を切り戻して側枝の生育を促し、細くて弱いシュートは根元から間引きましょう。
12~3月の冬季にも、枝の先端を1~3節カットして株元を間引きます。収穫後に枯れた枝も切除しておきましょう。

開花から1ヶ月程度で、果実に色がつき柔らかくなれば収穫できます。

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