プルーン(ヨーロッパスモモ)の育て方

ユーロ物置

バラ科のプルーンは約2m程度の大きさになる果樹植物です。
植えつけるは3,4月か10,11月に、日当たり・水はけのよい場所に植えてください。地植えの場合は2m以上離してください。
その際に、有機肥料を元肥えとして施して植え付けます。
プルーンは耐寒性があり、高温乾燥にも耐えますので栽培地域は全国的に可能です。
だだし、開花期(3~4月)に雨が少ない地域のほうが適しています。というのも、開花期に露にあたると実がならない可能性があるからです。

肥料は寒肥として遅効性の有機質肥料を施す程度で大丈夫です。

発芽期はアブラムシに注意してください。予防策はありませんが、テントウムシを見つけては木に付けておきましょう。
結実後は灰星病に注意してください。これは、果実や花、枝等に発生し、腐散した部分が灰褐色の粉状になります。
予防としては、多湿にならないように注意します。また、発生した場合はトップジン水和剤等を散布します。

プルーンは枝の先端付近や、10cmくらいの短い枝にたくさんつきますので、細い枝、短い枝は剪定しないようにします。
剪定するときは、11月~1月または5~6月に太い枝、強い枝を間引く程度にしてください。
また、果実が多すぎると生長した時に実がぶつかりあい、お互いが大きくなれません。そればかりか、傷付き腐敗することもあります。果実が親指位の大きさの頃に摘果を行ってください。

収穫は7,8月ごろです。未熟果は苦味や酸味が強いので、よく熟してから収穫しましょう。

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